ストーリーのあるお話に興味が出だしたころ
むすめにせがまれ毎日のように読んでいた本です。
さらさらっと筆ペンで輪郭をとった後、色付けしたようなタッチの絵がとてもやわらかい印象を受けます。
とくに登場する動物達の躍動するような曲線は見事です。
そして、雲がわたあめならいいなぁと、子供のころ誰でも想像したことのあるような題材で、
読んでいる親も童心に帰るような、のびのびとしたお話です。
どうしたらあの雲にとどくかなぁって、子供のとき考えたなぁー。
日本のよき田舎風景も描かれ、懐かしさを感じるような一冊です。