娘よりも私が好きな絵本でした。
友達。親友。って大人になってもなかなか難しいこともありますよね。
ネズミのなかよしの友達はテンです。
遊びにいくと貼り紙が。「ともだちのところにあそびにいきます」
ネズミは、「ではぼくのうちに来るのだろう。」と家に帰って待ちますがテンは来ません。ざわざわと不安になります。泣いて泣いて、それからテンを探しに行きます。テンは誰とも遊んでいませんでした。
と、そのときぶつかった相手は…テンでした。
「きみをさがしていたんだよ」
「きみぼくのうちにきてたんだね」
「きまってるだろ」
このくだりが好きです。
良かったね、ネズミ。
シンプルな絵と言葉がマッチしていい雰囲気を出しています。
味わい深い絵本だなぁと思いました。