名作「大どろぼうホッツェンプロッツ」の続編です。
前作の最後で警察に捕まったはずだったホッツェンプロッツですが、このお話の冒頭でなんと脱走してしまいます。
そこで、前作でも活躍した男の子達カスパールとゼッペルが、再び立ち上がります。
今回は、おまわりさんのディンペルモーザーさんも大活躍です。
さらに、新たな登場人物のシュロッターベック夫人もすごいです。
なんと水晶玉で遠くにいる人の姿を見ることができるという、千里眼者なんです!
魅力的な登場人物、そしてハラハラどきどきの展開、ほんとうに面白いお話です。
私も子どもの頃に大好きで何度も読んだお話なので、今、息子がこの本を喜んで読んでいるのを見ると、ちょっと不思議な感じがします。
いい本は世代を超えて読み継がれるんだな、と実感しています。