3歳の息子に読み聞かせました。
息子は酒井さんの絵本が大好きで、ほぼ読んでいるので、文章が多くても大丈夫だろうな、と思ったらやはりちゃんと最後まで楽しんで聞いてくれました。
イラストが3ページごとに入っていたり、本文にかわいいデザインが入っていたりして小さい子でも飽きずに聞いてくれる工夫が施されています。
息子、かなりこの絵本が気に入っていて、途中で読むのやめて翌日にしようと言うと怒ります。
どこがおもしろかった?と聞くと
「もう一回読んでみる」と、なかなか感想を教えてくれなかったのですが
4回目に読み終わったとき
「はだかんぼのなきむしこぞうが一番すき」
と言っていました。
息子もよくはだかのまま家の中をうろついて泣いているので‥自分とだぶったのでしょうか。
読後は「らりろん」「じょうさん」「ちりん」と、ふざけて言いながら遊んでいます。
1歳の子も表紙を見て持ってきてくれるのですが、文字だけのページを見てすぐにどこかに行ってしまいます。
はだかんぼのなきむしに辿り着くのがいつになるのか、それまで読み聞かせしていきたいです。
挿絵がかわいらしく、小さい子でも身近に感じられるお話で、とても素敵な絵本です。