監修は乳幼児と絵本の大切さをいくつか本にしている佐々木宏子さんです。
ですから、たった8場面の短い紙芝居の中に、子どもたちが楽しくなるようなこと、子どもたちの目を惹くことがたくさん詰まっていました。
ひろかわさえこさんの絵は、線や形がはっきりしていて、色も子どもたちに認識しやすい色を使われているので見やすいです。
脚本を書かれた矢代貴司さんは市民活動コーディネーターをしている方で、子ども向けの作品は今のところの1冊だけのようですが、元々読み聞かせなどの活動で、子どもたちと接する機会が多い方のようなので、
とても読みやすい文章で、子どもたちが参加しやすい内容になっているなと思いました。
文も絵も「さぁ、一緒に楽しもう!」という気持ちが詰まっている作品だと感じました。