イソップ絵本です。お腹を空かせたキツネが、頭の上の葡萄をとろうと必死に努力していました。ぴょんと飛び上がったり、後ろに下がって助走して勢いをつけてジャンプしたり、「絶対、葡萄を手にいれるぞ」と思いっきり走ったりして努力を惜しまなかったのですが、どうしても手に届かないので、諦めて「葡萄は酸っぱいに違いない。きっと、不味いよ。」と思うことにしたキツネでした。他の方法はなかったのかな?・・・・・・・と、思わなかったのかなあと思ったり、諦める言い訳を考える方法もありかなと思ったりして複雑な私でした。努力をしても時には、叶わないこともありますよね・・・・
裏表紙の小鳥が落とした葡萄は、美味しそうでした。