大好きなレオ・レオニの絵本の1冊。
暑い夏の午後。のねずみたちは,冬に備え食料を蓄えていました。しかし,フレデリックだけは何もせず,ぼんやり過ごしていました。そして,寒い冬がやってきました・・・・。
最初に息子に読んであげた時,「アリとキリギリス」の印象が残っていたみたいで,何か納得できない様子でした。
確かに,「働かざる者食うべからず」的な教訓も,必要なのでしょうし,集団生活では,ある程度他人と同じ行動をとることも必要なのでしょう。
しかし,フレドリックの様に他人と違った考え方や行動が,否定されるのではなく,それが役に立つことがあることも子供に知ってもらいたいと思いました。
また,そのことを受け入れることができるように育って欲しいとも思いました。