テレビで流れていた♪キックキックトントン♪
雪わたりをしらない娘に「これ、何の歌」と聞かれました。
それならばと、以前自分が読んだこの本を娘に読み聞かせました。
人間の子どもである四郎とかん子が持ってきたもちをうやうやしく受け取り、喜ぶキツネ。
キツネたちを信じておだんごを食べる四郎とかん子、それを見てまた喜ぶキツネたち。
疑うのをやめ信じ合い、これからもそのようにしていこうという紺三郎の言葉がとても心にしみます。
このやりとりを読みながら娘を見ると、表情がぱっと明るくなんとも嬉しそうな顔をしていました。
娘に読み聞かせをして、こんな輝いた表情を見せたのは久しぶりです。
お話の内容、そして画の素晴らしさによほど引き込まれたのでしょう。
読んでいる私も心が温かくなりました。