私自身、いろんなことを考えさせられたお話しです。
著者のとりごえさんが、ご主人が話されたやせ細った子猫について
気になり始め、とことん探しまくって見つかった子猫
を買い始めるまでのお話しです。
表紙の子猫が、なぜ片目をつぶってるのか?
恥ずかしながら、私にはその理由はわかりませんでした。
ですが、とりごえさんは、その子猫を見つけたときから
その理由をちゃんとわかってたのです。ネコ好きだからわかったの?
それともその知識があった??
いいえ、わたしと根本的に違う点は、
私には傷ついた野良猫(動物)には無関心だって事。
お話しを読みながら、私はどうして無関心で居られたのだろう?
その事ばかり考えてしまいました。
いのちの尊さに人間だろうが動物だろうが、関係ない!
その事に少しばかり無関心だった私を恥ずかしく思いながら
自分を見つめ直す機会ができました。
日頃、とりごえさんの作品はよく読み、優しさや温かさを
感じる作品ばかりですが、ご自身の体験談としてのこのお話しのなかにも
そのとりごえさんの優しさがいっぱいにじみ出てます。
是非、多くの方にも読んで欲しいな!