「動物の民話」とありますが、どこの地域かは書かれていませんでした。
さるやうさぎやがまがえるがどうして今の姿になったのか、という由来ばなしです。
脚本の津田真一さんはNHKの「いないないばあ」などの作品にもかかわっているので、子ども向けのセリフも分かりやすく適度な量で、ストーリー展開がわかりやすかったです。
また、イ・スンジさんの描く動物たちは、はっきりした線で遠目がきき、それぞれ個性が光っていて物語にぐいぐい引き込まれました。
特に、臼の転がっていく摩擦でさるのおしりがこすられるシーンは見ものでした。
紙芝居として、とても見やすい作りになっています。
ぜひ、たくさんのお子さんたちに見てもらいたいです。