学校に行きたくない、と一度も思わない子どもは一人もいないでしょう。学校にはいろんな子が来るしいろんな先生がいるしいろんなトラブルがあるし。
それらのことから自分を守るため、主人公のエディは、動物になりきります。あるときは子ブタ、あるときはコウモリ、あるときはホッキョクグマ。
でも、自分を守り切れなくて。明日も学校に行きたくなくて。
そんなとき、ママが魔法の言葉をささやきます。
「ママのだいすきなかわいいエディになるっていうのは、どう?」
それを言われたエディは……。
自分を守るのは様々な動物ではなく、ママの愛だったのです。
子どもを守るのは、自分は愛されているのだという確信なのです。