私の子どもの小学校は、聴覚特別支援学校の児童との交流があります。
私の知っている人にも耳の不自由な人がいます。
息子と二人で手話の講習会に参加しました。
私には身につかないけれど、息子は多少は会話ができるようです。
ただ、その子がどの様な生活をしているのかについて、良くは知りません。
この絵本を読んで、多少は耳の不自由な子の感覚について学ぶ事ができました。
そして、何より痛感するのは、障害児は、耳が不自由だからと言って内にこもらず、バイタリティをもっているということです。私たちが思うほど不自由ではないかも知れないのかも知れません。
エネルギーはあるのに、言いたいことが伝わらない歯がゆさもある香も知れません。
でも、彼たちの方が、自然でのびのびしているかも知れません。
この本は、理解とコミュニケーションの大切さを考えさせてくれる絵本です。
言葉で語ることより体で表現すること。自分たちに難しいことを、彼らはさらりとやっています。
読み聞かせには不向きかもしれませんが、親子で感じること。
とても重要なことだと思いました。