ストーリーはあのグリム童話なんだけど・・・。
飯野 和好さんの絵の世界だとちょっとイメージが違います。
いつもの赤ずきんちゃんに比べるとかなりたくましく、なかなかのマイペースぶりです。
そして、この赤ずきんちゃんはどんな子供でも持っているたくましさを
見せてくれているように思いました。子供って意外と強くてマイペース。
親は冷や冷やしてるのにけろっとしてる我が子と、この赤ずきんちゃん
の姿がダブりました。
見どころは、オオカミが赤ずきんを飲み込む場面、すごい迫力です。
子供も真剣でした。
絵によってこんなに受ける印象がかわるなんて、私にとっては新鮮でした。
赤ずきんがもうおなじみになってる大きな子供も楽しんで読める絵本だと思います。