4歳で兄となった息子に読み聞かせました。
目立った赤ちゃんがえりやヤキモチがなかったので、
教育的な効果などを期待せずに読みました。
でも、恥ずかしそうに聞いている息子の姿を見て、キュ〜ン!!
態度には出さなかったけど、こんな気持ちだったんだ!
でも、それは恥ずかしいことだと思って我慢してたんだ!
いまさらながら、お兄ちゃんとして頑張ってきた息子がかわいくてたまらなくなりました。
息子自身も、こんな恥ずかしい気持ちを持っているのは自分だけじゃない、って
わかって、とてもうれしかっただろうと思います。
でも、やはり恥ずかしいのか、もう読まない、と言っています。
私も息子も、もう何度も読むことはないと思います。
でも、私は子育て期、息子は幼児期を思い出した時、
気持ちの中に残る1冊になったと思います。
子供が気に入って何度も読んでもらいたがるのもいい本だと思いますが、
こんな出会い方をする本もいい本だな、と思いました。