りんごが食べたくても食べられないねずみくん。
空を飛べない、木も登れない・・・落とす力もないねずみくん。
めでたしめでたし、になる最後のページには語りの文字がありません。
これまで、こういった文字のない情景のとき、指差したり
説明を加えたりして息子に読んでいたのですが、この本ではあえて
そういうことを一切しませんでした。
オチが分かるか、試してみたのです。
すると・・・
「うわーい。やったねー!よかったねー!!パチパチ」
と感想を述べたので、びっくり。
ちゃんと何が起こって、どうなったのか、読み取れたのですね。
シンプルな物語だからこそ、の反応が見られました。
シリーズいろいろ、読んであげようと思っています。