くまのくんちゃんのシリーズは、どれもほのぼのとしていて、我が家では人気です。
けっこう長いのに、2才7ヶ月の次女でさえ、最後まで聞き入ってるのにはびっくりです!
雨上がり、くんちゃんはにじを見つけました。
「にじのねもとには、金のつまったつぼがうまっている。」とことりから聞いたくんちゃんは走り出します。
にじのねもとに近づくと、そこにはにじはなく、代わりにりすや、うさぎや、シマリスがいて、「ただのおとぎ話だよ。」と言いますが・・・くんちゃんは本当に金のつぼを見つけてしまいます。
この展開は、「あれお空がもえてるよ」(フランク・アッシュ作)によく似ています。が・・・きっと、外国にはこういう言い伝えが本当にあるんですね。
金を持ち帰った後の、おとうさんやおかあさんとの会話が実にあたたかく、またみんなにホットケーキをふるまう姿もほほえましいです。
黄色と白黒の3色だけで描かれた絵も、ていねいで見ていて飽きません。(ラストの動物たちがこしかけてる物なんてすばらしいです。)