新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ピーターのくちぶえ」 ガーリャさんの声

ピーターのくちぶえ 作・絵:エズラ・ジャック・キーツ
訳:木島 始
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1974年02月14日
ISBN:9784033280707
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,110
みんなの声 総数 26
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  • 絵本を読んだら、口笛が吹けた!

     原題は、“Whistle for Willie”. 犬のウィリーを口笛で呼べたらいいのになあ、と一生懸命になるピーター。でも、そんなに簡単に吹けるようにはなりません。娘も、口笛が吹けるようになりたくて、なりたくて、ずっと長いこと頑張っていました。そして、やっと最近、かすかに、ひゅーっと音が出るようになり、今度は、うれしくて、うれしくて、1日中口笛を吹いています。そんな娘にぴったりの内容だと思い、この絵本を読んであげました。

     予想通り、本を読んでいる間中、ずーっとピーターといっしょに口笛を吹き続けていました! でも、急に自分の中でのゴールがちょっとだけ高くなったのか、息が漏れるような小さな音は出ているにもかかわらず、それでは満足がいかないようで・・・、ピーターがほっぺが痛くなるまで吹き続けても、“But nothing happened.”、鏡の前でお父さんの帽子をかぶって練習しても、”Still no whistle!”・・・娘も、ピーターに負けじと頑張りながらも、「ピーターと同じだぁ。Nothing happened. No whistle.」と、しょんぼり。

     そして、ピーターが、ついに口笛でウィリーを呼ぶのに成功すると、娘も立ち上がって、ドアのところまで行き、「ひゅー!」  わあ、音が出た! 階下で眠っている愛犬には聞こえなかったようですが(!)、大満足の娘でした。絵本の力って、本当にすごいですね!!
     カラフルな色使いと、ピーターの子どもらしい表情が、とても印象的な絵本です。

    投稿日:2009/03/18

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