タイトル、図書館とライオンという一見似つかわしくない組み合わせに聞こえますよね。
でも表紙の絵をみると・・・とてもしっくりしているんです。
この絵に魅かれて中を開いてみると、すっかりストーリーに引き込まれました。
ライオンが図書館で静かに読み聞かせに聞き入ったり、館内のお仕事を手伝ってくれるという不思議なシチュエーションが、絵本の中ではすごくしっくりおさまっています。
でもある日。それまで館内ではとっても静かにしていたライオンが、人を助けるために初めて叫び声をあげてしまったことで図書館を追い出されてしまいます・・・。
これを読んだ当時3歳の息子は、面白い絵本を読んで興奮したときなど、何度言いきかせてもつい図書館内で大きな声を出してしまっていました。でも、この絵本を読んで、どうして図書館で静かにしないといけないのか、声を出してもいいのはどんな場合なのか、っていう図書館のルールを理解できたみたいです。
こんな素敵なライオンが居てくれる図書館、あったら絶対常連になっちゃいます♪
図書館好きなお子様には(もちろん大人の方にも)とってもお勧めです。