たまごにいちゃんシリーズがお気に入りの、2歳10ヶ月の娘に読みました。
前作の「たまごねえちゃん」そのものの、甘えん坊な娘ですが、前作の内容も覚えていたみたいで、「抱っこされていた側が、抱っこしている」「食べさせてもらっていた側が、食べさせている」という、たまごねえちゃんの役割が反対になっているのが、とっても楽しいみたいで、喜んで何度も読んでいます。
たまごねえちゃんが、いっしょうけんめい奮闘している時に、木の陰に隠れて見守っている、おとうさん…素敵ですよね♪
娘は、「あ!おとうさん見てるよ!から持ってるよ!」と、気づいては、はしゃいで指差ししたりしています。
まだ小さく、一人っ子で下が居ない娘にとっては、「抱っこされてた、
たまごねえちゃんが、今度は抱っこしてるねー。 おもしろいねー。」という感じで楽しんでいますが、もうちょっと大きくなって、年下の子の面倒を見たり、お友達の小さな兄弟と遊んだりするうちに、「世話をする喜び、大変さ」も、知っていってくれたらいいなぁ…と読んでて感じました。
親としては、そろそろ「たまごちゃん」から「おねえちゃん」になって欲しいものですが…
たまごねえちゃんのお父さんの様に、しっかりしてきても、しっかり見守って、疲れた時には、いつでも本音を言って甘えられる…
そんな親でありたいな、と思わされた一冊です。