子供たちに大人気の…
テレビでもよく見かける…
あの さかなクンの絵本す。
水槽の中の魚のいじめを通して 人間のいじめを語ってくれます。
こんな例えができるのは さかなクンならでは☆でしょうね。
あの いつもの優しい言葉で いじめの本質を語ってくれています。
一人のいじめられっ子を救い出すと
また新たな いじめられっ子が出来てしまう…
そんなものなのだそうです。
さかなクン自身も
いじめられていたのかも知れない…そうですが
自分の大好きな物に(もちろん 魚☆)夢中になっていたお陰で
いじめられていると意識することもなく過ごせてきた…と
後書きに記されていました。
いじめから身を守る こんな方法もあったのか…と思いました。
体験から生まれているお話ですので 説得力もあります。
全てのいじめが この方法で解決するとは思えませんが
いじめられている子や
そんないじめを見ながら助けてあげられない自分に
悔しい思いをしている子達の背中を
そっと押してくれる絵本だと思います。