生きていれば、大人も子どもも、あしたがいやなことって絶対ある!タイトルから、惹かれました。
毛むくじゃらの体をからかわれたうさぎの辛い気持ちが伝わってきて、「だいじょうぶかな」と心配しながら読み進めました。大らかなお母さんがいいですね。
時計の針をもどしたり、ねないようにがんばってみたり、明日にならない努力をするうさぎの姿が、とってもけなげ。そして、ほしまつりのときに、星のかみさまになってしまうなんて!コンプレックスを受け入れて、好きになる瞬間が見事に描かれています。
登場人物たちの名前もおもしろくって、子どもも夢中で読んでいました。