女の子の友情を描いた絵本の第二弾が出たんですね。
嬉しくてすぐに読みました。
揺るがない友情を築いたはずのイングリッシュ・ローズィズの5人。
今回は転校生の男の子がやってきて5人とも恋心を抱きます。
女の子特有の嫉妬心に燃えてしまう皆。
またも友情にヒビが入りそうな雰囲気。
確か前回のお話の時もこの“嫉妬心”がテーマだったけれど
また同じことを繰り返してしまう彼女達。
でもこれが逆にリアルに響いてきます。
だってたかだか中学生になるかならないかぐらいの年齢の子ども。同じ過ちに陥ってしまうことなんて珍しいことではないですもんね。
こうやって徐々に硬い友情に結びついてゆくものかもしれません。
最後に友情を大切にすることについて
ビーナがパパに言った一言がとても印象的。
友情に限らず苦しい時、辛い時にどんな風に考え行動するかが
真の人間の姿ですね。
副題として記されている“とてもほんとうとは思えないくらいすてき”を【とてほんす】と略する言葉。
本文で彼女達がしきりに使っていますが
流行ったら面白いかも♪なんて思ってしまいました。