小さく産まれた息子はしばらくの間ちびちびちゃんと呼ばれていました。
題名を見て私が気に入り最初は図書館で手に取ったのですが、まだ早いかなと思った1歳2ヶ月の息子もとてもお気に入り!
表紙をじっと眺めてにっこり、めくってにっこり。何度も読んでくれとせがまれるので、誕生日まで待てずに買ってしまいました。
息子はちびちびを指差して楽しんでいますが、ストーリーは
むしろ私のほうが癒されます。森中のみんなから愛されるゴリラのちびちび。ベビーカーで散歩すると知らない人からもちびちび息子にたくさん話しかけてくれたことを思い出されます。赤ちゃんって存在自体がまわりを幸せにするんですよね。
いたずら盛りの今、この本を読むとその頃を思い出して少し優しい気持ちになれます。
絵は色数は少ないのに森の雰囲気が出ているところがすごいです。動物もたくさん出てくるので小さい子でも楽しめますよ。
ちびちびが表情豊かで息子に重ね合わせて見てしまいます。
この本を読んであげる時、息子は必ずゴリラのぬいぐるみを持ってくるんです。どんどん成長していく君もちびちびのように周りから愛される存在になって欲しいと願います。