アンナの赤いオーバー」 てぃんくてぃんくさんの声

アンナの赤いオーバー 作:ハリエット・ジィーフェルト
絵:アニタ・ローベル
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1990年12月
ISBN:9784566002883
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 57
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  • 伝えたい戦後

    ちゃんと考えて欲しいからこそ、戦争の本はまだ早いと読んだことがありませんでした。
    背景としてしか出てきませんが、娘が年中さんにて初めて触れた戦争です。
    戦争ってなに。
    やはり問われました。
    今はまだごく簡単に、物がなかったことだけを伝えました。アンナと一緒に。

    物を一から作ることだけではなく、物々交換と人々の心でたったひとつを手に入れるのは、私にも経験がありません。
    物は不足しているけれど、人々の心は大らかで温かいのだなぁとは私の感想です。戦争の真っ只中を書いたものより、戦後のいろいろを書いた本の方が私は心にしみます。
    娘はもちろんですが、私もいろいろ考えさせられました。
    無邪気に何度もリクエストをかける娘ですが、彼女が大人になるまで繰り返し読んで欲しい本だと思いました。
    たくさんの子どもに、大人に読んで欲しいです。

    投稿日:2008/02/27

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