私が子供の頃に読んでもらい、最初は怖かったけど、
面白かったと印象に残っていた本です。
息子が3歳くらいの時は、トロルが出ると怖いので、
暗くなったら公園から帰るという友達もいました。
小さい「がらがらどん」がトロルから逃れて、
中くらいの「がらがらどん」も橋を通りぬけて。
2回同じような問答が繰り返され、
さあ、最後の3回目はどうなるのだろうと、
ハラハラするのが、子供をひきつけるのでしょうね。
三匹のやぎの、声や橋をわたる音の違いが、
やぎの大きさや強さを的確に表していて、
物語をいっそう盛りあげていると思います。
8歳の息子でも、今なお集中して、聞いてしまう。
年代を超えて楽しめる不朽の名作ではないでしょうか。