おばあちゃんは、いつも家にいて、みんなを迎えてくれる。
ただ、そこにいるだけで、僕の気持ちをなごませてくれる存在。
読みすすめていくうちに、息子と2人で、うちのおばあちゃんと同じじゃん、と。
編み物してるのも、テレビ見ながらうたた寝するのも、お母さんに怒られておばあちゃんのところにすがりついていく息子の姿も...
けして声を荒げることなく、いつも穏やかな存在。
でも、我が家のおばあちゃんと、すごく共通点が多いだけに、最後に、おばあちゃんがなくなってしまうという結末は、ちょっと読んでいてもつらいものがありました。
6歳の息子、おばあちゃん大好きの息子は、口をあんぐりでした。
まだ、死ぬとか、いなくなるということがよくわからない年齢。
すごく心に響く本でした。
でも、ずっとずっとおばあちゃんは家にいると当たり前のように思っている息子には、不安をあおるようなところがあり、もうこの本は、当分開かないと思います。