小さいときに大きいものに憧れる、それは自然な気持ちでしょう。「せかいいいちおおきなうちがほしい」というかたつむりの子。お父さんの昔話は示唆に富んでいます。
「自分には無理」「できない」といって、挑戦する前から、「自分はこの程度」と型にはめてしまうより、大きな夢を持つことは、とても素晴らしいことだと思います。結果、夢を果たすことが出来ても、出来なくても、挑戦した期間はその子の人生にとって宝物になるでしょう。
ただ、やみくもに挑戦するだけでは、疲れてしまいます。夢と現実との距離をきちんと見つめながら、夢の軌道修正をすることも、大切なのですね。
子どもには、大きく飛躍を目指して挑戦してほしいし、その後、少しずつ現実と向き合いながら「自分に相応しいもの」「身の丈を知る」ことも覚えていってほしいです。