図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
待ちに待ったハロウィンの夜。
ねずみのアンジェリーナは仲良しのアリスと一緒に
ほたるの衣装を着て「トリックオアトリート!」の行列に参加します。
ところが気が付くと、一緒にいたはずの妹のポリーがいなくなってしまい・・・?!
親子揃って大好きなアンジェリーナシリーズですが、
今回のお話は、本場のハロウィンってこんな感じなんだ!というのが
とてもよくわかり、
自分たちもハロウィンのお祭りに参加したような気分を味わえました。
本場のハロウィンは、町全体、みんなで一緒に楽しむんですね(^^)♪
もらったお菓子を入れるバッグを「ぶんどりバッグ」っていうのも
初めて知りました。
仮装も魔女やおばけだけでなく、
それぞれがいろんな格好をして楽しんでいる様子がよくわかりました。
それにしても妹のポリーとアンジェリーナのやりとりが実にリアル(うちの子たちそっくり(笑))で
思わず笑っちゃいました。
小さいポリーの、おねえちゃんについていこうとする一生懸命さとか
ちょっといたずらっぽい所とかがとってもキュートです♪
アンジェリーナの姉としての成長も見られてとても素敵なお話でした。
特にハロウィンってこうですよ、とかいう説明はないので
ハロウィンの意味とか起源を知ることはできませんが、
ごく日常に溶け込んだ本場のハロウィンの雰囲気を知るのには
ピッタリの一冊だと思います。
絵も細かく丁寧で美しく、翻訳もとても自然で読みやすいです。
アンジェリーナシリーズを読んだことのない方でも十分に楽しめると思いますが、
他のお話を読んだ後に読むと、一層楽しく読めると思います。
オススメのシリーズです(^^)♪