この絵本、実は、ビデオを先に見ました。
うちの子と、友達と、そのお母さんもその場にいました。
なにを忘れているんだろう?
子供達は、いろいろ出してくる。もちろん親も考えます。
当時、まだ幼かった子供たちは、途中で考えるのをやめて、別の事で遊びだしました。
(遠方にすんでいる仲良しさんなので、絵本より、友達同士で遊びたかったみたい)
私と友達だけが、「何忘れてるの?」「友達に会うとか」「最後に好物を食べるとか」いろいろ言い合います。
最後、謎がばれた時には、あぜんとしてしまいました。
力が抜けた二人。顔を見合わせて、どちらからともなく「…それってありなの?」とつぶやきました。
でも、不思議なことに、このお話は、忘れることが出来ないのです。
なぜか、その後、図書館でも何度か借りました。
それほど印象が深かったのでしょう。
あ、そういえば。
肝心の子供は、答えをしらないはず。
自分だけビデオを最後までみて、自分だけ、絵本を読んでました。
さて、どういう反応を示すか、また読んでみることにしましょう。
大笑いするか、親のように、「それってありなの?」というか、ちょっと楽しみです。