子供の頃から知っている本ですが、いまだになんだか納得がいきません。
強盗たちがのちに悔い改めてみなしごたちをひきとって・・・というお話しですが、結局強盗して奪ったお金を使っているんじゃないか!という印象が残るんです。
罪を起こしても悔い改めれば救われるというキリスト教的な発想から来ていると思われますが、罪の償い方の方向が違う気がします。
前向きにとらえれば良いお話ですが、どうなんでしょう。
シニカルな作品を多く作っている作者なので、書いてある内容をそのまま受け止めていいのかなーと勘ぐってしまいます。