表紙の“せんをたどって”というロゴは一筆描きで描かれているのですが
これがずっと中のページまで繋がってページごとにステキなひとふで描きを見せてくれます。
背表紙には“おわり”と描かれているのですが
ちゃーんとこの“おわり”まで一本の線が切れることなく繋がっているのです。
初めてこの絵本を手にした娘。最初は何がなんだか分からなかったみたいです。
うーん、言わなくても気づくかしら?と期待したんだけどちょっと難しかったかな。
「ほら、これずーーっと続いてるよ」と教えると「おおお〜」と
まるでクレヨンしんちゃんみたいな反応を見せてくれました(*`▽´*)ワハハ
見開き2ページそれぞれが森だったり、道路だったり、海の上だったり、海の中だったり、家だったりといろんなところをひとふでで描いていきます。
そして ひとふで描きの周りには同系色の絵がオシャレに添えられていて
“お花はいくつある?”とか“とけいはいくつ?”とか“ぼうしをかぶっているひとはなんにん?”などと書かれてあって 探し絵本でもあります。
ひとふでをなぞる楽しみと絵を探す楽しみが子どもには嬉しかったようです。
一日に何度も何度も読んでいました。
親の私もシンプルなのにオシャレな装丁に仕上がった絵本にすっかり参りました。
ほんとステキなんですよ。ぜひぜひ手にとって見てくださいね。
それにしても何度教えても我が子は『せんろをたどって』と言い間違います・苦笑