サンタのおじさんと自分がソリに乗り、実在の仲良しお友達をはじめとし、世界中の子どもにプレゼントを配るという子どもあこがれがこの本の中で現実なものとなります。
このお話を読み進めると、自分の名前がでてきて、うれしそうな娘。途中でお友達の名前がでてくると、私が娘のために読み替えていると思った様子でした。しかし、絵と声に集中している娘が、ふと本に目を写し、そこには自分のお友達の名前が本当にある...(この本は自分のためにだけ作られたということがわかったのでしょうか)最後のページの子どもの後姿をみて、“これはxxちゃん(娘の名前)?”と尋ねる娘に“そうじゃないの”と答え、ふと娘を見ると、目に涙を浮かべていました。思わずぎゅっと抱きしめると、娘はうれしくて涙がでてしまったのと、、。こんなに感受性の豊かな娘にしてくれている絵本の世界のすばらしさを再認識し、この娘とのひと時は私への素敵なクリスマスプレゼントとなりました。