短いお話ばかりなので、小さな子どもでも楽しく読めそうです。
弱い立場のものが、最後には勝つものばかりで、読み終わってすっきりとします。
長いお話から、だんだんと短いお話が入っているので、あきないで読めると思います。
絵からウクライナの様子も分かります。
服の形や色合い、家の中のペチカやじゅうたん。
ストーリーテリングでは、耳だけでお話を聞かせるので、子どもたちの想像ができないところも、
絵に描かれているとよく分かります。
両方の体験が、子どもたちのお話への楽しみにつながると思います。
昔から伝わる民話は、子どもたちにお話の楽しさだけでなく、生きる力も与えてくれます。