動物たちの動きを見ていて、ラジオ体操を思い浮かべてしまいました。
ラジオ体操だけでなくて、テレビの子ども番組でも、いろんな体操を目にします。
子どもたちは体を動かしながら成長していくのです。
そこでの体操は、音楽がありかけ声や歌があるので、この絵本では大事な音の部分が欠落しているようではあります。
でも、絵本の中で想像することはできるのですね。
動物たちの楽しそうな体操シーンを眺めていると、体が勝手に動きたがって来るのです。
最後まで淡々と読み進むのではなくて、前ページに戻ることで、同じ部位の体操を2回行うことになります。
体操のお兄さん、体操のお姉さんになった気分で読んであげると、絵本体操のできあがりです。
なかなかに考えられた絵本だと思いました。