きつねの子がバスに乗り、人間のまちに住むおじさんのところへ向かいます。
初めての冒険に、ワクワクドキドキ。きつねの子の気持ちが手に取るように伝わってきます。
停留所に着くたびに、ひとつ食べるようにと、おじさんがバス停の数だけ送ってきてくれた木の実。
とっても良いアイディアですね!けれど、途中で思わぬハプニングが…。
この時のきつねの子の気持ちを思うと、こちらまで泣けてきます。
周りは人間ばかり。おまけに、みんなどんどん降りていって、最後は1人になってしまうんですもの。
心細くて誰だって涙が溢れてしまいますよね。
けれど、そのあととっても素敵な出来事が!
キラキラ輝く綺麗な海と、優しい運転手さん。
はじめての冒険にチャレンジしたきつねの子の勇気と頑張りを讃えるような、温かなラストがとっても素敵です!