この絵本はたぶんわたしが一番好きな絵本です。
星五つでは足りないぐらいです。
やせたひよことであった腹ペコぎつねが
がぶりとやろうとおもったけれど
ふとらせてから食べようと思いとどまるところから
物語が始まります。
太らせるためにきつねはせっせとひよこに
食べさせたり親切にしたり。
心が冷たかったきつねにひよこは
やさしい、親切などなど
それまでのきつねには無縁だった言葉を
どんどんかけていくんです。
そんなある日おおかみが近づいてきて・・・
結局きつねはひよこたちを守るために
たたかって死んでしまうのです。
でもきっと、きつねは幸せだったんじゃないかと
思います。
物語のテンポもよく、挿し絵もかわいいので
本当にお勧めです。
読んでない人ぜひ読んでみてください。
心がホカホカします。