ルルちゃんが、くつしたを片一方なくしてしまう。
先生に聞いてもみんなに聞いても分からず、
いろんな動物が持っているのでは?と空想し、
最後にはくつしたに、なくしたことを
「ごめんなさい」
って謝ります。
裏表紙ではちゃんと両方はいているから、見つかったのかな?なんて期待したりして。
とにかく、自分のものをなくして「ないないない〜!!!」と泣き叫んだりするのではなく、「ごめんなさい」と謝る気持ちを描いた絵本なので、とっても好きです。
せなけいこさんの貼り絵が、またいい雰囲気を醸し出しています。
ものを大切にする心がけが、子どもにも自然と汲み取ってもらえる、そんな絵本だと思います。