娘達にはまだ早いかなと思い、私一人で読みました。
昭和の頃よりもだいぶ個人商店が減ったように思いますが、
実家のある団地にも、昔小さなお店がありました。
おつかいで父のタバコを買いに行ったり、
母に頼まれて野菜を買いに行ったり、
ビール瓶を運んだら回収代金でお菓子を買っていいと父と約束したり、
霜がビッシリたまった冷凍庫からアイスクリームを選んだり・・・。
そうそう、あのおばさんもよくガラス戸を閉めて中に入ってしまっていて、
私もいつもドキドキしながら声を張り上げておつかいしたな。
なにも、はじめてじゃなかったのに。
握り締めた小銭が、あったかくなったな。
お釣りを忘れそうになったことも何度かあったな。
みいちゃんは、子どもの頃の私そのものでした。
今度は娘達がみいちゃんになるのでしょう。
もう少し大きくなるまで、大事に大事に暖めておきたい絵本です。