まりーちゃんとひつじ」 てんぐざるさんの声

まりーちゃんとひつじ 作・絵:フランソワーズ
訳:与田 凖一
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1956年12月
ISBN:9784001151145
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 59
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  • ナイス!ネーミング!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    ウケましたよ〜。家族みんなでウケました。
    なんですか?このネーミング。これだけで我が家の笑いをとりました。
    しかも、まりーちゃんの第一声「ぱたぽん」。
    ぱたぽんって、誰〜?と思ったら、まりーちゃんの羊で、どうやらこれから母になる予定らしくて…。
    読んでいくと「数の絵本」ぽい。決してウケ狙いの、笑いを意識したものではなく、まじめなかわいい物語。
    なのに、そのもの文章のリズムが心地よく笑えました。(^^)
    なんだか、変な褒め方ですね。

    第2話「まりーちゃんのはる」も、グットです。
    ひつじが「ぱたぽん」なら、まりーちゃんのあひるは「までろん」です。ナイス・ネーミングです。まりーちゃん!

    この絵本の第1刷が、1956年とあります。
    だからあえて訳者の与田さんは、ひつじやあひるの名前をひらがな表記したのかもしれませんが、
    あえてひらがなであるせいで、
    この名前がよけい強調されているような気がして、面白かったです。
    作者フランソワーズのイラストもいいです。
    イラストの中で笑ったのは、マリーちゃんが「までろんの行方を聞いた魚を釣っているおにいさん」です。
    おにいさんって、書いてあるのに、そこに描かれている人には口髭が!?「おにいさん?」みんなで顔を見合わせてしまいました。
    この絵本の対象は、幼稚園前後のお子さんでしょうが、家族で読む分には、子どもがいくつであっても楽しい絵本でした。

    投稿日:2009/08/25

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