気持ちが暖かくなる本です。
ぜんまいじかけのくまのビーディくんと
セイヤーくんという男の子のお話。
お留守番中に、くまは洞穴にすむものと知ったビーディくんは
一人で洞窟に向かいます。
そこで居心地が良くなるようにいろいろ工夫するけれど
何か足りない。。。
最後はセイヤーくんと再会して一緒におうちに帰りますが、
これを読むと、自分にとって何が大切か考えさせられますね。
物が溢れている時代だけど、それだけじゃ幸せに
なれないんだなぁって。
子供もそうだけど、物に振り回されてるのはむしろ大人の私?
今ここにある幸せにもっと感謝しないといけないかも。
自戒を込めて、繰り返し読んでます。
子供にも、ビーディくんとセイヤーくんの間柄のような
深い友達ができますように。。。
絵がモノクロですが、とてもいい味を出してます。
内容がそうだからでしょうか、暗いというより、温かみを感じます。