もうすぐ3歳の息子が最近昔話を好むようになってきたので、読んでみました。
誰でも知っている話だと思いますが、私は読んでみると、どうやってシロが老夫婦のもとに現れたのか、全然覚えていなかったことに気付きました。読んでもピンとこなかったほどです。
日本の昔話にありがちな、こころやさしい老夫婦と隣の欲張りな老夫婦の対比で話は進みます。シロは死んでしまいますが、最後はやさしいおじいさんとおばあさんが幸せになってほっとします。
1回読んだだけで、息子は「ここほれ、わんわん」と独り言を言うようになりました。このフレーズはあまりにも有名ですが、誰でもこの話を聞けば、この台詞が口をついて出てくるようになるのですね。昔話の力はすごいと思いました。