“ビッッグバン”と読み間違えて借りてきて、なんだパンのお話か〜って読み進めたら、あながち間違いでもなかったようで、うふふでした。
双子の兄弟ヨーヨーとネーネーは、空に浮かぶ雲のようなパンが食べたいと生地から作りまじめます。
生地の発酵を待っていたら、どんどん膨らむ生地の中の様子を彼らの豊かな想像力で膨らませ、・・・。
この双子ちゃんたちの想像が可愛らしくて愉快です。
しまいには、彼らの頭の中の想像の吹き出しと、パン生地の発酵のもこもこがくっついて、・・・。
ここからもう一捻り。
お子さんたちもついて行っちゃうでしょうねぇ〜
この宇宙には始まりがあって、爆発のように膨張して現在のようになった、とするビッグバン説と上手くリンクさせたお話でした。
出版社を見て、「農産漁村文化協会さん、やる〜〜〜ぅ!」って唸っちゃいました。