まだ新しい小さいプロペラ機は、格納庫の中で、はじめて空に飛び立つ日を楽しみに待っています。
が、格納庫に入ってきた大きなジェット機を見て、すっかり自分に自身をなくしてしまいます。
威厳のある大きなジェット機を前にすると、自分は、小さな存在に思えてくる。
でも、ジェット機が、小さなプロペラ機にかけて言葉は、印象的でした。
「広い空では、ぼくらの大きさのことなど忘れてしまうよ。」
と。
そして、プロペラ機も初めての大空へ。空は広く、どこまでも広く、真っ青な空を飛ぶ赤いプロペラ機が、実に気持ちよい。
さわやかな気分になる、気持ちのいい絵本です。
でも、赤いプロペラ機、広い空飛んでよかったね、という私のかたわらで、「乗り物」好きの息子はというと、飛行場や格納庫の様子に興味しんしんでした。
そして、飛行機はタイヤがこんなにいっぱいついてるとか、飛行機にもワイパーがある?とか、図鑑を楽しむように、飛行機の細部構造に関心を寄せていました(^^ゞ