次女が年長さんの時、発表会でした劇『ともだちのたまご』の原作者=さえぐささん+大好きな『ぷくちゃんシリーズ』を描かれたひろかわさん♪
ビッグコンビの絵本を、生協のチラシで見つけて、思わず注文しちゃいました!
きつねちゃんとくまくんは、とってもなかよし。
きょうもいっしょに遊ぶはずが、些細なことから大ゲンカ。
ひとりぼっちの帰り道、ふと何か忘れものをしてきたような気がした、きつねちゃんは・・・???
うふふ。大好きなお友達とけんかして、仲直りする絵本は、たぶん、たくさんあると思うけど・・・
これは、また、ほのぼのとしていて、かわいらしい♪
けんか中の相手のことを、あれこれ想像して、ぐふふふ笑うきつねちゃんが、なんともいいですね。
大事な忘れもの、思い出せてよかったね。
センダックさんの『きみなんてだいきらいさ』のレビューにも書いたけど、こんな風に、何もなかったように、自然に仲直りできる、純真な子どもたちが、とてもうらやましく感じる、今日この頃です(苦笑)。
ひろかわさんの絵も、ぷくちゃんとは、また全然違った雰囲気ですが、きつねちゃんとくまくんの表情がかわいく、色を抑えて描かれた春の風景も美しく、心に残ります。
【事務局注:このレビューは、「またあした」おはなしチャイルドシリーズ 2006年度5月号(チャイルド本社)に寄せられたものです。】