谷内こうたさんの絵本は見つけると欲しくなって、ついつい買ってしまいます。
この「もりのおんがく」からは、空気の濃さが、光の柔らかさが、
そして深い静寂が伝わります。
森の中の木漏れ日のスポットライトを浴びて、現れるオーケストラ。
浮かんでは消える旋律。
シンバルが最後に残す余韻。音の震え。
聞こえるというより、体ごと持って行かれる感じ。
肌に触れる光の感触がとても気持ちいいです。
そして、夜のまた違う雰囲気も。
娘がこの絵本を読んで、どう感じたかはわかりませんが、
私が好きなので、たまにつき合ってもらって一緒に読んでます。