とても心配性なウサギの行動が発端となって、たくさんの動物が巻き込まれていきます。
「あまりにも心配しすぎることは、自分を見失って失敗してしまう」
「何でもうわさを信じてはいけない」
この二つが教訓として書かれています。
子どもにとって、ある程度の恐れは必要です。近頃はこれがなさ過ぎるほうが問題のように感じます。
でも、過剰なことは何にしてもよくないことです。
それから、子どもは誰かが言っていたとか、今ではサイトに書き込んであったとか、そんな自分で見たことではないことを
信じてしまいトラブルになります。
いつの時代でも、この二つの教訓はためになると思います。
絵が暖かい国らしく、とても色鮮やかで、小さな子どもさんでも喜んで読めそうです。