ワニくんは、人より大きい足にコンプレックスをもっていました。
この足を何とか小さくしようといろいろ努力しますが、
そのうちに、この大きな足のいいところを考えていきます。
誰だって一つや二つコンプレックスを持っています。
でも、自分が思うほど人はそんなに気にならないし、
むしろワニくんの大きな足をうらやましく思っている人がいるかもしれない。
そう、短所は長所にもなるのです。
それを自分で気付くことの大切さ。
人から言われても納得できないことがあっても、
自分で考えて導き出すことが出来たら納得できるし自信になる。
それをこの絵本は教えてくれています。
柔らかタッチの絵が、ほのぼのとしていいです。
娘には、4歳のころに読んであげました。
そういう時期がきたら、もう一度よんであげたい。
そして、子供が問題にぶち当たった時、この絵本を思い出して乗り越えていってほしいです。