この絵本を読み終えた時
金子みすゞさんの「蜂と神様」という詩を思い出しました。
この詩を読んだことのある方なら
アルバートの問いかけの答えを
すぐ思い浮かべる事ができるのではないかと思います。
―アルバートも最後のページでは気がついたようですが―
(気になる方はみすゞさんの詩集から探して読んでみてくださいね。)
そして 私の心に留まったもうひとつのこと。
それは アルバートが
ゲームをひとつも持っていないようだということです。
何もすることがなくて
退屈で仕方ないという時間が
こんなにも子どもを考え(哲学)させてくれるのだとしたら
やはりゲームは持たないほうがいいのかも。
でも このご時世そんな極端な話は無理だから
ゲームをする時間は短ければ短い方が良くて
「何もすることがない」「つまらない」
なんて言う時間を持たせる位がちょうどいいのかもしれないな。
そんなことを考えたりもしました。
でも 我が家には既にたくさんのゲームがあるのですけどね(溜息)