宇宙に興味を持っている息子は図書館からたくさんの本を借り、読みました。
でも、新しい本には惑星は8つと書かれているのに、古いものには9つとなっています。
なぜでしょう。
数年前に惑星とされていた冥王星が準惑星となった経緯を宇宙の成り立ちから、天文学の歴史に至るまで網羅し、解説されています。
色々と言われることもありますが、子どもたちは良い時代に生きています。
こうして生活している間にも世界で様々な発見がされ、それまで空想でしかなかったことが実証されたり、逆に常識とされていたことが覆されたりしています。
そういった時代に生き、自分も何か発見できるかも、世界を驚かせる偉業を成し遂げるかも、と夢を持つこともできるのではないでしょうか。
息子も冥王星が準惑星にされたことは知っていますが、それらのことが新たな発見によって起こった事、今もたくさんのものが発見され、また新たな仮説を生み出していることを知りました。
科学は日々進化しているということを実感できる大きな出来事だったと思います。
ただ単に他の外縁天体より先に見つかったがために、勝手に惑星とされ、相応しくないのではないかと議論された冥王星に、少し同情を覚えました。
先人の言葉を借りれば、それでも冥王星は廻っている、ということでしょうか。