暗い部屋にはおばけやおにやおおかみがくるから
ねるのがいや、というまみちゃんにお母さんは
優しく語りかけます。
こわくてねむれない、というまみちゃんに
着替えさせながら、歯磨きしながら、
大丈夫、と優しく語りかけるお母さんの姿が
読み手に安心感を与えてくれます。
怖い存在であるはずのおばけたちにも
お父さんやお母さんがいて、同じように夜は寝ていると
いうところががほほえましいですね。
絵も可愛らしいです。
電気を消して布団に入ってもなかなか寝付かない息子に
しびれをきらして「鬼が来るよ」「おおかみくるかも」
と言ってしまっていたことがあったので、
逆に怖がらせてしまっていたことに反省・・・。
安心して眠りにつけるよう根気よく
この本のようにとんとんとん、したいと思いました。